「夜の恩寵」三浦しをん(集英社)

本

「夜の恩寵」(2026年9月)

『夢か現か幻か』夢と現実が交差し、さらに5つのお話も絡み合い「夢に取り込まれるなよ」まさに、どこが現実かあいまいに夢に取り込まれてしまいそうなストリー展開。

夢のなかで生まれたものは、夢のなかに還っていく。
「カリスマ」をテーマに描き出される五つの物語。

故郷の父親からの電話で3年ぶりに帰った俺を待っていたのは、相変わらず若々しい継母の姿だったが――(「神馬に乗る女」)。他、夢見の力(予知夢)がある祖母をもつ未千が、21歳の誕生日に高熱に浮かされて以降、それまで見ることのなかった夢を見るようになる「胡蝶」や、「夢見る家族」「金の糸」「夢の子ども」の全5篇が奏でるのは、夢をめぐる妖しくも美しい不思議な物語。

その問いに答えてはいけない。決して。
夢か、うつつか、それとも――。

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